はじめに
第1章 数学と言葉
1・1 数学と日常言語の違い
1・2 「任意」と「存在」
1・3 「ならば」についての考察
1・4 定義について
1・5 ゼノンの逆理考察
1・6 時間概念の変遷
1・7 座標の話
1・8 解析幾何の歴史
1・9 高木貞治と現代数学
第2章 社会・教育・研究
2・1 歳をとる/歳を重ねる
2・2 日本の数学者と暗号解読
2・3 今時の大学
2・4 数学は普遍的絶対的真理か
2・5 私にとって科学とは何か
2・6 私にとって宗教とは何か
2・7 湛山と三大誓願
2・8 日本人に覇気がないという話
2・9 私のモットー
2・10 書について
第3章 書架から――周回遅れの読書
3・1 ノイゲバウアー『古代の精密科学』
3・2 アルキメデス『方法』
3・3 アリストテレス『形而上学』
3・4 ヨーロッパ中世の科学思想
3・5 シュペングラー『西洋の没落』
3・6 ラッセルの諸著作から
3・7 宗教大国アメリカ
3・8 田中秀征『日本リベラルと石橋湛山』
3・9 斎藤隆夫『回顧七十年』
3・10 花山信勝『平和の発見―巣鴨の生と死の記録』
3・11 江戸時代の話
3・12 山本定朝『葉隠』
3・13 白川静『字通』
3・14 中国の古典
3・15 石光真人編著『ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書』
3・16 田中王堂と二宮尊徳
3・17 侠客という概念
3・18 宮崎滔天『三十三年の夢』
3・19 車田譲治『国父孫文と梅屋庄吉』
3・20 福沢諭吉『脱亜論』
3・21 レイ・ブラッドベリ『華氏451度』
第3章のブックリスト