新刊書

【2013年6月刊行】

医学論文のための統計手法の選び方・使い方
阿部貴行・佐藤裕史・岩崎 学 著
B5判 272頁
ISBN978-4-489-02156-5 C3047


■著者紹介

阿部貴行(あべ たかゆき)
慶應義塾大学医学部クリニカルリサーチセンター 講師
1998年 成蹊大学大学院工学研究科博士前期課程修了.12年間,万有製薬臨床医薬研究所に勤務.2007年 成蹊大学大学院工学研究科博士後期課程修了.博士(工学).2010年より,慶應義塾大学医学部クリニカルリサーチセンター生物統計室長 特任講師.2013年より現職.2012年 ミネソタ大学公衆衛生学部 Community Partners Star Awards (Division of Biostatistics) 受賞.専門は,生物統計学,欠測データの統計解析.

佐藤裕史(さとう ゆうじ)
慶應義塾大学医学部クリニカルリサーチセンター センター長・教授
1989年 日本大学医学部医学科卒業,1997年 同大学院(薬理学)博士課程修了,医学博士.聖路加国際病院内科レジデント,英国モーズレー病院精神療法科clinical fellow,ケンブリッジ大学医学部精神医学教室客員研究員,埼玉県立精神保健総合センター医長,日本大学医学部精神神経科学教室講師,万有製薬臨床医薬研究所部長などを経て,2007年より現職.主な関心領域は臨床薬物動態学,思春期・青年期精神医学,精神病理学,精神療法,臨床研究方法論,製薬医学.

岩崎 学(いわさき まなぶ)
成蹊大学理工学部情報科学科 教授
1977年 東京理科大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了.理学博士.茨城大学工学部,防衛大学校数学物理学教室を経て,1993年より成蹊大学勤務.1997年より現職.日本統計学会理事長をはじめ各学会の理事,評議員を歴任.さらに,厚生労働省,消費者庁,文部科学省,内閣府,医薬品医療機器総合機構などの専門委員を務める.専門は,統計的データ解析の理論と応用.著書,論文多数.

■内容紹介
◎医学論文の統計解析に迷ったら、この本へ。
医学論文を書くときに必須の統計解析だが、どの手法を使うべきか、この解析結果ではたしてよいのか……。悩めるドクターに朗報の一冊。実際の臨床ドクターに統計解析の指導をしている執筆陣が、かゆい所に手が届くように、詳しくやさしく解説。医学論文で扱う典型的なデータ例のタイプ別ごとに、どの手法を適用したらよいかが一目でわかる。医学研究全体の流れ(research question の作成から論文投稿まで)の各段階における「よくある統計学に関する質問」つき。

■目次

第I部 医学研究のための基礎知識
第1章 研究デザイン
第2章 検定と推定について

第II部 統計手法の解説
第3章 平均値の比較
第4章 相関係数と回帰分析
第5章 カテゴリカルデータの解析
第6章 ロジスティック回帰分析
第7章 生存時間データ解析
第8章 症例数設計


詳しい目次は こちら| 購入案内は こちら統計学(Excel、SPSS、JMP、医療・看護)リスト へ戻る| 新刊書籍リストへ戻る


東京図書株式会社
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-11-19 TEL 03-3288-9461
TOP
(c) 2001 TokyoTosho Co.,Ltd. All Right Reserved.