『医学論文のための統計手法の選び方・使い方』
阿部貴行・佐藤裕史・岩崎 学　著

まえがき

第I部　医学研究のための基礎知識

第1章　研究デザイン
	1.1　研究デザインの作成
	1.2　研究デザインと統計解析
	1.3　無作為化
	1.4　二重盲検化
	1.5　正確度と精度
	1.6　解析対象集団
	1.7　母集団と標本
	1.8　サンプリング誤差と標準誤差
	1.9　重要な2つの定理

第2章　検定と推定について
	2.1　検定
	2.2　検定の前提条件
	2.3　2種類の過誤
	2.4　統計学的な有意差と医学的に意味のある差
	2.5　検定の繰り返しの問題点
	2.6　検定のまとめ
	2.7　推定
	2.8　信頼係数の解釈
	2.9　信頼区間と検定の関係



第II部　統計手法の解説

第3章　平均値の比較
	3.1　本章の概略
	3.2　平均値の比較（1群の場合）
	3.3　平均値の比較（2群の場合）
	3.4　平均値の比較（3群以上の場合）
	3.5　パラメトリック法のまとめ
	3.6　ノンパラメトリック法
		Wilcoxonの順位和検定
		Wilcoxonの符号付き順位和検定
		Kruskal-Wallis検定
	3.7　多重比較法
		Bonferroni法
		Holm法
		Tukey法
		Dunnett法
		多重比較法のまとめ

第4章　相関係数と回帰分析
	4.1　Pearson相関係数
	4.2　ノンパラメトリック相関係数
	4.3　単回帰分析
	4.4　ダミー変数を用いた回帰分析
	4.5　重回帰分析

第5章　カテゴリカルデータの解析
	5.1　本章の概略
	5.2　1群の場合の統計的推測
	5.3　2群の場合の統計的推測
	5.4　独立性のχ2検定
	5.5　Yatesの連続修正
	5.6　Fisherの直接確率法
	5.7　関連性の指標
	5.8　Cochran-Armitage傾向性検定
	5.9　McNemar検定
	5.10 κ係数
	5.11 感度と特異度
	5.12 層別解析

第6章　ロジスティック回帰分析
	6.1　ロジスティック回帰分析モデル
	6.2　回帰パラメータの推定
	6.3　回帰パラメータの検定
	6.4　パラメータ推定値とオッズ比の関係
	6.5　ダミー変数の作り方
	6.6　多重ロジスティック回帰分析
	6.7　モデルの当てはまり
	6.8　変数選択

第7章　生存時間データ解析
	7.1　生存時間データとは
	7.2　生存関数の推定
	7.3　生存関数の比較
	7.4　ハザード関数と比例ハザード性
	7.5　Cox比例ハザードモデル

第8章　症例数設計
	8.1　症例数設計の論理


付録　統計学の記号とエクセル関数のまとめ
	(1)　統計学に関する記号
	(2)　確率分布に関するエクセル関数

参考文献
索引