新刊書


刊行】






■著者紹介
森實敏夫(もりざね としお)
1949 年 愛媛県に生まれる
1973 年 慶應義塾大学医学部卒業
1977 年 慶應義塾大学医学部大学院(内科学専攻)修了
1977 年 慶應義塾大学医学部内科特別研究員
1978 年 都立大久保病院内科医員
1980 年 慶應義塾大学医学部内科助手
1980 年10 月 スウェーデン・ルンド大学留学
1983 年11 月 慶應義塾大学医学部内科助手
1986 年 慶應義塾大学医学部内科専任講師 ,その後, 神奈川歯科大学内科教授(1991年〜2009年), 神奈川歯科大学附属横浜研修センター・横浜クリニックセンター(2005年〜2009年), 神奈川歯科大学副学長(2008年〜2009年), 国際医療福祉大学・塩谷病院内科教授・副院長(2010年〜2012年)を経て,
現在 公益財団法人 日本医療機能評価機構 客員研究主幹(2012年〜)
    同 EBM普及啓発部会長
専門:肝疾患・肝炎・肝細胞癌の免疫学的、分子生物学的研究、医学統計学、Evidence-based Medicine (EBM)、臨床疫学
著書:『入門 医療統計学』(2004,東京図書)、『わかりやすい医学統計学』(2004、メディカル・トリビューン)、『臨床医のためのEBM アップグレード』(2002、医学書院)、『毎日の肝臓病献立』(監修、1999、主婦の友社)、『医師のための英語論文講座』(共著、1996、日本アクセル・シュプリンガー)、『肝障害と免疫療法』(編集、1988、日本医学館)
Webページ
本書で使われているスクリプトやデータ等につきましては,
http://zanet.biz/med/useRs/
(入門医療統計解析タブをクリック)
をご参照下さい.
Medical Tribune (メディカルトリビューン,医学新聞)――「"やってみよう"これは便利!だ」のコーナーにて,
数多く有益な記事を提供されています.
http://www.medical-tribune.co.jp/


■内容紹介



■目次

0 章:医療統計入門
	0.1 医学研究デザイン
	0.2 論文執筆ガイダンス
	0.3 必要な統計解析
	0.4 診断精度の研究
	0.5 システマティックレビュー

1 章:解析ツールの解説(R と BUGS の基本事項)
	1.1 R とは
	1.2 R のインストール
	1.3 R のマニュアル
	1.4 R の使用
	1.5 データの形式
	1.6 配列に対する計算の操作
	1.7 関数
	1.8 データセットの利用
	1.9 OpenBUGS のインストール
	1.10 WinBUGS / OpenBUGS のサンプルコードとマニュアル
	1.11 BUGS 使用法の概略
	1.12 BUGS でのコードの実行

2 章:ベイジアン解析とは
	2.1 伝統的統計学とベイズ統計学
	2.2 医学分野でのベイズ統計学の意義
	2.3 事前分布,尤度,事後分布
	2.4 ベルヌーイ試行とベータ分布
	2.5 MCMC のアルゴリズム
	2.6 R によるリスク比,オッズ比,率差の MCMC によるベイズ推定
	2.7 BUGS によるベイジアン推定
	2.8 BUGS におけるモンテカルロシミュレーションと node の役割を理解する
	
3 章:R を用いた基本統計解析  ─  メタアナリシスを含む
	3.1 基本統計量の計算およびデータ分布の解析
	3.2 分散分析 ANOVA(Analysis of variance)
	3.3 生存時間分析
	3.4 メタアナリシス
	3.5 ネットワークメタアナリシス
	3.6 ハザード比を効果指標とした生存分析のメタアナリシス 2

4 章:診断精度研究のメタアナリシス
	4.1 診断法のベイジアンメタアナリシス 3
	4.2 メタアナリシスの古典的モデル
	4.3 参照基準が不完全な場合の診断法のメタアナリシス

5 章:R を用いた重回帰分析
	5.1 重回帰分析の定義
	5.2 R による重回帰分析の実行
	5.3 ステップワイズ重回帰分析
	5.4 交互作用のモデル化

6 章:R を用いたロジスティック回帰分析
	6.1 ロジスティック回帰分析の定義
	6.2 R によるロジスティック回帰分析の実行
	6.3 マトリックスと直線回帰係数の関係
	6.4 マトリックスの演算
	6.5 マトリックス演算を用いた重回帰分析の係数の計算法
	6.6 条件付きロジスティック回帰分析
	6.7 ロジスティック回帰分析の適合性
	6.8 係数に基づく推定値の計算
	6.9 決定係数 R-square R 2 値
	6.10 予測への利用
	6.11 階層回帰モデル

7 章:より高度なグラフィックを簡単に作成
	7.1  ggplot2 によるグラフ作成
	7.2 棒グラフ
	7.3 箱ひげ図
	7.4 散布図
	7.5 折れ線グラフ

8 章:受信者動作特性解析とサンプルサイズの計算
	8.1 データの準備
	8.2 データの確認
	8.3  pROC による ROC 解析の実行
	8.4 2 つの ROC 曲線の比較
	8.5 ROC 解析に必要なサンプルサイズの算出
	8.6 サンプルサイズの計算

付録:
	XLConnect の利用
	R コマンダー Rcmdr の利用
	JAGS を用いる



購入案内 統計学(Excel、SPSS、JMP、医療・看護)リスト新刊書籍リスト


東京図書株式会社
© TokyoTosho Co.,Ltd.