新刊書


刊行】
 





■監修者紹介:
益川敏英(ますかわ としひで)

名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構長・特別教授
京都産業大学益川塾塾頭
京都大学名誉教授

■編集者紹介:
植松恒夫(うえまつ つねお)

京都大学国際高等教育院特定教授/名誉教授
青山秀明(あおやま ひであき)
京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻教授

■執筆者紹介:
大野木哲也(おおのぎ てつや)

大阪大学大学院理学研究科 物理学専攻教授
田中耕一郎(たなかこういちろう)
京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻教授

■内容紹介



■目次

第1章	物質中の電場と磁場
1.1	分極と電気モーメント
1.2	巨視的誘電体理論
1.3	微視的分極
1.4	誘電体の例
1.5	磁荷と磁気モーメント
1.6	巨視的磁性体理論
1.7	磁性体の例
第2章	物質中のマクスウェル(Maxwell)方程式
2.1	物質中のマクスウェル方程式
2.2	物質場と応答関数
2.3	複素誘電関数とクラマース・クローニッヒ関係式
2.4	ローレンツ振動子モデルとデバイモデル
2.5	数学に関する補足
第3章	真空中および物質中での電磁波の伝搬,偏光
3.1	真空中のマクスウェル方程式とポテンシャル
3.2	ローレンツゲージとクーロンゲージ
3.3	電磁場の作用積分
3.4	真空中および物質中の電磁波の平面波解
3.5	真空中の電磁波の球面波解
3.6	偏光状態
3.7	ビーム伝播
3.8	電磁場のエネルギー・運動量
3.9	光の角運動量
3.10	数学に関する補足
第4章	物質中の電磁波と境界値問題
4.1	電磁波の境界条件
4.2	電磁波の反射と屈折
4.3	金属
4.4	導波管
4.5	ファイバー
第5章	電磁放射の基礎
5.1	遅延ポテンシャル
5.2	振動する電荷・電流からの放射
5.3	多重極放射
5.4	アンテナからの放射
5.5	リエナール・ヴィルフェルトポテンシャル
5.6	輻射によるエネルギーの損失
5.7	シンクロトロン放射光
5.8	数学に関する補足
第6章	電磁波(光)の散乱と回折
6.1	散乱・回折のスカラー理論
6.2	散乱断面積
6.3	キルヒホッフの回折理論
6.4	フラウンホーファー回折
6.5	電磁波(光)の散乱
6.6	ミー散乱
6.7	時間・空間揺らぎがある物体からの光散乱
第7章	物質の非線形な光学応答—非線形光学序説—
7.1	非線形な光学応答の発見
7.2	非線形な分極と感受率
7.3	非線形分極による光発生と伝搬
7.4	フェムト秒レーザーを用いたテラヘルツ光の発生