新刊書


2017年7月刊行】
SPSSによる心理統計
山田剛史・鈴木雅之 著
 


B5変形判 296頁 定価3080円
ISBN978-4-489-02250-0 C3011


■著者紹介:
山田剛史(やまだ つよし)
岡山大学大学院教育学研究科教授
略歴:東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。2016年度より現職。
専門:心理統計,教育測定

主な著書:
『よくわかる心理統計』(共著,ミネルヴァ書房)
『Rによるやさしい統計学』(共著,オーム社)
『大学生のためのリサーチリテラシー入門:研究のための8つの力』
(共著,ミネルヴァ書房)
『Rによる心理学研究法入門』(編著,北大路書房)
『Rによる心理データ解析』(共著,ナカニシヤ出版)

鈴木雅之(すずき まさゆき)
横浜国立大学教育学部講師
略歴:東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。2016年度より現職。
専門:教育心理学,教育評価

主な著書:
『Rによる心理学研究法入門』(分担執筆,北大路書房)
『自ら学び考える子どもを育てる教育の方法と技術』(分担執筆,北大路書房)
『計量パーソナリティ心理学』(分担執筆,ナカニシヤ出版)


■内容紹介
SPSSを用いた心理学卒論・修論のための本
心理学領域で卒業論文に取り組もうとする学生のための教科書。SPSSと心理統計の両方を基礎から学ぶことができます。SPSSの手順も詳しく説明され、手を動かしていくうちに、心理統計もSPSSも無理なく身につきます。「こういうデータがある時、どういう分析をすればよいのか。また、分析結果をどのように読み解けばよいか?」卒論などでデータ分析を考えた時に、数ある統計手法の中から、データの種類や研究目的に沿った適切な手法を選んで分析を実行できるように、解説しました。データの素材として「高校生への勉強についてのアンケートデータ(意欲・成績・目標など)」を採用しました。だから、親しみやすく、読みやすい本となっています。

●本書で取り扱っているデータのダウンロード
データのダウンロード  DL02250.zip

ダウンロードしたファイルを解凍すると以下のファイルが入っています。
  • 「鈴木・武藤(2013)データ(元ファイル)」
  • 「鈴木・武藤(2013)データ(加工後ファイル)」
【注意】
「元ファイル」のデータを本書のように操作すると,基礎編6章を読み終えた段階で, 「加工後ファイル」と同じデータファイルができあがります。 基礎編7章以降では「加工後ファイル」を使って分析します。
  • 「鈴木・市川(2016)データ」:実践編3章で使用
  • 「鈴木(2011)データ」:実践編4章で使用
◎このデータを他の出版物・Webサイトなどに転載するには著作者の許可が必要です.
また,このデータを用いてソフトウエアから得られた成果についても同様です.
■目次

【基礎編】
 1章 本書で用いる質問紙について
 2章 データ分析前の下準備
 3章 項目分析
 4章 2つの変数の関係の視覚化と要約―― 相関分析
 5章 尺度構成―― 因子分析
 6章 尺度得点についての分析
 7章 学業的自己概念の性差の検討―― 独立な2群のt 検定
 8章 学業的自己概念と学業水準の関係の検討―― 一要因分散分析
 9章 学業的自己概念と学業水準の関係の検討―― 二要因分散分析
 10章 学業的自己概念の予測―― 回帰分析
【実践編】
 1章 尺度構成に関する諸問題
 2章 重回帰分析による交互作用の検討 
 3章 プリ・ポストデザインデータの分析―― 対応のあるt 検定,共分散分析
 4章 対比分析
 5章 有意か否かを超えて―― 近年の統計改革の動向について
		


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