新刊書


刊行】
 





■著者紹介:
杉浦光夫

東京大学名誉教授


■解説者紹介:
小林俊行

東京大学大学院数理科学研究科教授


■編者紹介:
佐野茂

職業能力開発総合大学校名誉教授



■内容紹介



■目次


刊行にあたって
まえがき

序章 群の表現の基本的な考え方――Introduction

第1章 コンパクト群の有限次元表現
§1 コンパクト群のユニタリ表現
§2 T のユニタリ表現とフーリエ級数
§3 SU(2)のユニタリ表現
コラム1 表現論を学んで 大島芳樹

第2章 線型リー群とその接空間
§4 線型リー群とそのリー環
§5 SO(3)のユニタリ表現
コラム2 表現論と組合せ論 岡田聡一

第3章 非コンパクト群の無限次元表現I
§6 乗法因子と表現
§7 SU(1,1)の主系列表現
§8 微分表現とその応用
コラム3 隣接諸分野における表現論的手法の活用 内藤聡

第4章 非コンパクト群の無限次元表現II
§9 SU(1,1)の離散系列の表現
§10 離散系列の極限
§11 補系列の表現
コラム4 数理物理学と表現論 加藤晃史

第5章 ハール測度とカシミール作用素
§12 ハール測度とカシミール作用素
コラム5 表現論と出会った頃 有木進

第6章 ユニタリ表現と球函数
§13 球函数
§14 ユニタリ表現の対角成分
§15 正定値の球函数
コラム6 格別な関数の活躍 落合啓之

第7章 既約ユニタリ表現の分類
§16 既約ユニタリ表現の分類
コラム7 表現論修業時代の思い出 山下博

第8章 展開定理
§17 展開定理
コラム8 はてしない夢としての表現論 梅田亨

解説――リー群の表現論における最近の進展 小林俊行
I 本書の題材である群SU(2)やSL(2,R)の位置づけ
II 根源的なものを求めて―既約表現の分類と既約表現への分解
III リー群の既約表現の分類理論の手法と発展
IV 軌道法とシンプレクティック多様体の幾何学的量子化
V 函数の展開定理と正則表現L^2(X)の既約分解

Appendix 佐野茂
A 位相群の基本的な内容
B ヒルベルト空間の基本的内容
C 古典型リー群とリー環

参考文献
索引

		


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