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■著者紹介:
太田裕子(おおた ゆうこ)

早稲田大学大学院日本語教育研究科博士課程修了、博士(日本語教育学)。
現在、早稲田大学グローバルエデュケーションセンター准教授。

著書に『日本語教師の意味世界―オーストラリアの子どもに教える教師たちのライフストーリー』(ココ出版)、『日本語を学ぶ/複言語で育つ―子どものことばを考えるワークブック』(共著、くろしお出版)、『文章チュータリングの理念と実践―早稲田大学ライティング・センターでの取り組み』(共編、ひつじ書房)、『キャリアデザインのための自己表現─過去・現在・未来を結ぶバイオグラフィ』(共編、東京図書)など。
   

■内容紹介




■目次

第1章 はじめて「質的研究」を「書く」あなたへ 
	―なぜあなたは「質的研究」を選ぶのか?―
	<論文作成ワーク:論文の要素をとらえよう>

第2書 あなたはどんなレンズを通して世界を見るのか?
	―研究を方向付ける研究者の立場―
	<論文作成ワーク:先行研究における研究者の立場を読み解こう>

第3章 「研究」を通して何を明らかにしたいのか?
	―研究の問いを立てる―
	<論文作成ワーク:マップを作り、「問い」と研究の範囲を考えよう/序論の第一稿を書こう>

第4章 なぜ「先行研究」をレビューするのか?
	―理論的枠組みと文献レビュー―
	<論文作成ワーク:論文の中で先行研究をレビューしよう/先行研究章を書こう>

第5章 インタビューで何がわかるのか
	―経験の「物語」に分け入る―
	<論文作成ワーク:インタビュー報告書を書こう>         

第6章 観察することと「書く」こと
	―現実世界の再構築―
	<論文作成ワーク:フィールドノーツを書こう>

第7章 どのような方法で研究の問いに答えるのか?
	―研究方法を決める―
	<論文作成ワーク:研究方法章を書こう>

第8章 調査を始める前に知るべきこと
	―研究倫理、調査協力の依頼、調査協力者との関係―
	<論文作成ワーク:「研究協力依頼書」と「研究倫理遵守に関する誓約書」を作ろう>

第9章 調査の過程で分析する
	―質的データ分析の基本的な考え方と作業―
	<論文作成ワーク:調査の過程を振り返り、問いを練り直そう/データ分析を体験しよう>

第10章 研究の結果、何が言えるのか?
	―研究結果の記述と考察―
	<論文作成ワーク:調査過程を振り返り、考察につなげよう/研究結果、考察、結論の章を書こう>

第11章 質的研究の「質」をどう高めるか?
	―「妥当性」「信頼性」をどう考えるか―
	<論文作成ワーク:論文全体を推敲しよう/自分と他者の論文を評価しよう>


		


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