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■著者紹介:
緒賀 郷志(おが さとし)

1986年 名古屋大学教育学部教育学研究科 卒業
1988年 名古屋大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士前期課程修了
       (教育学修士)
1993年 名古屋大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士後期課程
       単位取得後退学
      愛知医科大学医学部 講師
2001年 岐阜大学教育学部 准教授(2007年から名称変更)
2011年より現在 岐阜大学教育学部 教授

■内容紹介



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■目次

目次

まえがき(第2版)

第1章 Rの基礎と心理統計の基本事項
Section 1 Rの基礎
	1-1 始め方と終わり方
	1-2 計算式と代入について
	1-3 関数とオブジェクトについて
	1-4 R scriptの活用
Section 2 覚えておきたい基礎知識
	2-1 尺度水準
	2-2 「質的データ」と「量的データ」
	2-3 「離散変量」と「連続変量」
	2-4 「独立変数」と「従属変数」
	2-5 どの分析を選択するか
	2-6 統計的に有意
	2-7 有意水準は「危険率」ともいう
●演習問題


第2章 データ入力と分布・基礎統計量
Section 1 Rを使ってみる
	1-1 Rprojectを立ち上げよう
	1-2 データ入力
	1-3 欠損値について
	1-4 合計得点を出す
Section 2 Rでグラフや図を描いてみる
	2-1 ヒストグラム:hist関数
	2-2 箱ひげ図:boxplot関数
Section 3 代表値と散布度の算出
	3-1 代表値と散布度の指標の概略と特徴
	3-2 代表値の算出
	3-3 散布度の算出
	3-4 describe 関数の利用
Section 4 Rscriptと作業結果の保存
	4-1 Rscriptの確認
	4-2 レポートの作成・保存
	4-3 Rstudioの振り返り
●演習問題


第3章 相関と相関係数
Section 1 変数間の関連と散布図
	1-1 クロス表(分割表)
	1-2 散布図
	1-3 散布図を描く
	1-4 男女別に散布図を描く
Section 2 相 関
	2-1 相関のとらえかた
	2-2 相関係数を用いる際の注意点
	2-3 相関係数の算出と無相関の検定
	2-4 順位相関係数の算出
Section 3 層別の相関
	3-1 層別(男女別)に相関係数を算出する
	3-2 机の上を片づけよう
●演習問題


第4章 χ2検定――クロス表の分析
Section 1 相違を調べる方法
	1-1 相違に関する,いろいろな検定方法
	1-2 検定方法の選び方
Section 2 1変量のχ2検定
	2-1 χ2検定とは
	2-2 クロス表(分割表)
Section 3 2変量のχ2検定
	3-1 Rでの行列の作り方:matrix関数
	3-2 χ2検定を行なう:chisq.test関数
	3-3 フィッシャーの直接確率計算法:fisher.test関数
	3-4 クロス表ができあがっていない場合の2変量のχ2検定
●演習問題


第5章 t 検定――2変数の相違を見る
Section 1 t検定
	1-1 t検定の2つの種類
	1-2 t検定を行なう際には
	1-3 対応のないt検定
	1-4 対応のあるt検定
●演習問題


第6章 分散分析 3変数以上の相違の検討
Section 1 分散分析とは
	1-1 要因配置
	1-2 分散分析のデザイン
	1-3 多重比較
Section 2 1要因の分散分析
	2-1 1要因の分散分析(被験者間計画)
	2-2 1要因の分散分析(被験者内計画:sA型)
Section 3 2要因の分散分析(1)
	3-1 2要因の分散分析
	3-2 主効果と交互作用
	3-3 2要因の分散分析(どちらも被験者間要因:ABs型)
	3-4 データ入力と分析
	3-5 交互作用の分析(単純主効果の検定)
Section 4 2要因の分散分析(2)
	4-1 2要因分散分析(混合計画:AsB型)
●演習問題


第7章 重回帰分析  連続変数間の因果関係
Section 1 多変量解析とは
	1-1 どのような手法があるのか
	1-2 予測・整理のパターン
	1-3 多変量解析を使用する際の注意点
Section 2 重回帰分析
	2-1 重回帰分析の前に:単回帰分析
	2-2 重回帰分析とは
	2-3 授業難易度・私語・理解度が授業評価に与える影響
	2-4 Rによる重回帰分析
	2-5 充実感への影響要因を見る
	2-6 重回帰分析を行う際の注意点
●演習問題


第8章 クラスタ分析
Section 1 クラスタ分析の実際
	1-1 クラスタ分析とデンドログラム
	1-2 調査協力者の分類
●演習問題


第9章 因子分析――潜在因子からの影響を見る
Section 1 因子分析の考え方
	1-1 因子分析とは
	1-2 共通因子と独自因子
	1-3 共通因子を見つけることが因子分析の目的
Section 2 直交(バリマックス)回転
	2-1 データの読み込み
	2-2 因子数の決定
	2-3 因子分析の実行と結果の読みとり
Section 3 斜交回転
	3-1 斜交回転(プロマックス回転による因子分析)
●演習問題


第10章 因子分析を使いこなす
Section 1 尺度作成のポイント
	1-1 因子分析は何度も行なう
	1-2 尺度を作成する
	1-3 尺度を作成する際の因子分析の手順
Section 2 尺度作成の実際
	2-1 幼児性尺度の作成
	2-2 因子分析の前に
	2-3 因子数の決定
	2-4 1回目の因子分析 (項目の選定)
	2-5 2回目の因子分析 (因子構造の明確化)
	2-6 3回目の因子分析 
	2-7 因子を解釈する
Section 3 尺度の信頼性の検討
	3-1 α係数の算出
	3-2 下位尺度得点の算出
	3-3 数値で調査協力者を分類する
	3-4 新しい変数が加わったデータセットの保存
Section 4 確認的因子分析
	4-1 確認的因子分析の実行
	4-2 適合度の確認
Section 5 確認的因子分析
	5-1 主成分分析の目的
	5-2 どんなときに主成分分析を使うのか
	5-3 主成分分析の分析例
●演習問題


第11章 共分散構造分析
Section 1 パス解析とは
	1-1 パス図を描く
	1-2 パス図の例
	1-3 測定方程式と構造方程式
	1-4 共分散構造分析
Section 2 共分散構造分析(1)
	2-1 測定変数を用いたパス解析(分析例1)
	2-2 データの読み込みと分析手順
	2-3 モデル式の指定と共分散構造分析の実行
	2-4 共分散構造分析の結果の出力
Section 3 共分散構造分析(2)
	3-1 潜在変数間の因果関係(分析例2)
	3-2 データの読み込みと分析手順
	3-3 モデル式の指定と共分散構造分析の実行
	3-4 モデルの評価
	3-5 モデルの改良
Section 4 共分散構造分析(3)
	4-1 双方向の因果関係(分析例3)
	4-2 パス図の描画と方程式の記述と実行
	4-3 モデルの改良
Section 5 共分散構造分析(4)
	5-1 相違を調べる方法(分析例4)
●演習問題


第12章 心理学論文作成の実際 友人関係スタイルと注目・賞賛欲求
Section 1 分析の背景
	1-1 研究の目的
	1-2 項目内容と調査の方法
	1-3 分析のアウトライン
Section 2 友人関係尺度の分析
	2-1 項目分析と因子分析
	2-2 因子得点の算出
Section 3 調査協力者のグループ分け
	3-1 因子得点の特徴(基本統計量と相関)
	3-2 グループ分け(クラスタ分析)
	3-3 グループの特徴を調べる(χ2検定と1要因分散分析)
	3-4 注目・賞賛欲求の群間比較(1要因分散分析)
●演習問題


付録 RとRStudioの導入
	A-1 Rのダウンロードとインストール
	A-2 Rstudio のダウンロードとインストール
	A-3 Rstudio の起動とパッケージの追加
	A-4 Rに関する情報について

あとがき
事項索引
R操作設定項目索引
		

購入案内 統計学(Excel、SPSS、JMP、医療・看護) 新刊書籍

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