第1章 データの集め方
§1 臨床研究の計画◎研究におけるデータの集め方
1-1 介入研究と観察研究
1-2 観察研究におけるデータの収集方法
§2 実験の計画◎効率的な実験データの収集方法
2-1 実験計画の基本
2-2 因子の種類
第2章 2群の比較
§1 t検定による解析◎2つの平均値を比べる
1-1 平均値の差の検定
1-2 t検定の検出力とサンプルサイズn
§2 対応のあるt検定による解析◎ペアになるデータの平均値を比べる
2-1 介入前後の比較
2-2 対照群がある介入前後の比較
2-3 拡張された実験の例
第3章 一元配置実験の解析
§1 質的因子の解析◎2つ以上の平均値を比べる
1-1 一元配置分散分析の実際
1-2 繰り返し数が等しくない場合の一元配置分散分析
§2 量的因子の解析◎因子と結果の関係をモデル化する
2-1 直線回帰
2-2 多項式回帰
第4章 二元配置分散分析
§1 繰り返しのない二元配置分散分析◎因子が2つの実験を解析する
1-1 解析の考え方
1-2 繰り返しのない二元配置分散分析の実際
1-3 母平均の推定
§2 繰り返しのある二元配置分散分析◎交互作用の有無を判断する
2-1 解析の考え方
2-2 繰り返しのある二元配置分散分析の実際
2-3 母平均の推定
第5章 乱塊法と分割法
§1 乱塊法の実験と解析◎ブロック因子を含んだ実験
1-1 乱塊法による実験
1-2 球面性の仮定
1-3 Friedmanの検定
§2 分割法の実験と解析◎分割された無作為化実験
2-1 分割法による実験
2-2 分割法の解析結果
第6章 反復測定・経時測定の解析
§1 被験者内因子◎同一被験者について複数回の測定値がある解析
1-1 乱塊法による解析
1-2 球面性を仮定した解析
§2 被験者内因子と被験者間因子◎被験者内のばらつきと被験者間の違い
2-1 分割法による解析
2-2 多変量解析による方法
第7章 共分散分析
§1 共分散分析の基本
分散分析と回帰分析を併せた手法
1-1 ●共分散分析の実践
1-2 ●共分散分析の役割
§2 共分散分析の応用
異なるタイプの共分散分析
2-1 ●傾きが異なる例
2-2 ●交互作用を考慮した解析
第8章 傾向スコアによる解析
§1 交絡因子の調整と傾向スコア◎混在した要因の効果を除去する
1-1 交絡因子
1-2 傾向スコア
§2 傾向スコアの算出と分析◎治療を受ける傾向を数値化する
2-1 予備的解析
2-2 傾向スコアの算出
2-3 傾向スコアの分析
§3 傾向スコアを用いた解析◎交絡因子の効果を除去した解析
3-1 目的変数が名義変数のときの解析
3-2 目的変数が連続変数のときの解析
§4 マッチング◎似ている人をペアにする
4-1 傾向スコアのマッチング
4-2 マッチング後の解析
付録:グラフ機能