新刊書

【2002年5月刊行】
現在、品切れ


親愛なるマリー・キュリー  〜女性科学者10人の研究する人生〜
猿橋勝子 監修
四六判変形224頁 
ISBN4-489-00634-9 C0040


■監修者紹介:猿橋勝子(さるはしかつこ)
1920年生まれ。
帝国女子理学専門学校(現東邦大学理学部)卒業。理学博士。
女性科学者の草分けとして女性の地位向上に尽くし、平和のために国際的に活動。
現在「女性科学者に明るい未来をの会」専務理事
  「地球化学研究協会」専務理事

■内容紹介
◎科学に魅せられた10人の女性たち
科学の様々な領域で大きな業績をあげ、国際的に活躍している女性科学者10人が、自らの研究生活を振り返り、後に続く人たちに温かい助言とエールを贈る。登場するのは、「ほぼ中立説」で有名な太田朋子、アモルファス理論の世界的第一人者である米沢富美子、分子レベルから生物個体まで、自然界の「右と左」を追究する黒田玲子ら、著名な10名の女性研究者である。

■目次

推薦の言葉
古在由秀
元国立天文台台長・群馬県立ぐんま天文台台長

未来に生きる女性たちへ――甘えていては道は開けない
猿橋勝子 「女性科学者に明るい未来をの会」専務理事
   
遺伝子進化の本質に迫る「ほぼ中立説」
太田朋子 国立遺伝学研究所名誉教授

50年後につながるアモルファスの夢
米沢富美子 慶應義塾大学理工学部教授

信念に支えられた新触媒開発への道
相馬芳枝 産業技術総合研究所研究顧問

地震が教える地球の中の神秘
石田瑞穂 防災科学技術研究所研究主監

ゾウリムシの複雑さに魅せられて
高橋三保子 筑波大学生物科学系教授

世界に咲かせたい「キラリティ」の花
黒田玲子 東京大学大学院総合文化研究科教授

表面化学で謎解きを楽しむ
川合真紀 理化学研究所主任研究員

人間の英知を超える植物の不思議
中西友子 東京大学大学院農学生命科学研究科教授

隕石が語る宇宙と生命の接点
永原裕子 東京大学大学院理学系研究科教授


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