1976年 日本大学大学院文学研究科心理学専攻 博士課程満期退学。 1991-92年 カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校 カウンセラー教育学部留学。 千葉商科大学商経学部教授・専任カウンセラーを経て、 現 在 茨城大学大学院教育学研究科教授。 日本論理療法学会会長。 カウンセリング心理学専攻。 著 書 『女性の心理』(共著、三笠書房知的生き方文庫) 『アサーティブ行動入門』(科学情報企画)他 訳 書 『自己主張トレーニング』(共訳、東京図書) 『実践論理療法入門』(岩崎学術出版)他
◎自分らしく生きるためにアサーティブに生きるとは、自分も他者も大事にできること。アサーション・トレーニングの第一人者である著者が、その手法をていねいに解説する。著者オリジナルの様々なエクササイズを通じて、人との関わり方や、自分の心の課題などを、学ぶこともできる。社会生活にストレスを感じている人にも、カウンセリング理論を学ぶ人にも役立つ構成となっている。
■目次
1 アサーション・トレーニングの目的 2 SCATで測るアサーティブ行動 3 協働的リレーションシップ 4 アサーティブ行動とは何か 5 人に操られない、人を操らない 6 論理療法を活かす 7 肯定的メッセージ 8 否定的メッセージ 9 問題解決行動 10 非言語行動 11 傾聴すること 12 ロールプレイングによる実践