1930年 横浜市に生まれる 1953年 慶應義塾大学経済学部卒業 現 在 千葉商科大学大学院商学研究科客員教授 商学博士 日本文藝家協会会員 著 書 『日本保険思想の生成と展開』東洋経済新報社 『正・続 保険思想家列伝』保険毎日新聞社 『改訂新版 寺田寅彦の生涯』東京図書 『保険思想の源流』千倉書房 『日本人を叱る』勉誠出版 『寺田寅彦と連句』勉誠出版 訳 書 ヒュブナー『生命保険経済学』慶應通信 マクリン『生命保険』慶應通信
◎地震や災害は必ずやってくる物理学者、随筆家、俳人として知られる寅彦は、 災害や防災にも多くの著作を残している。進まない地震予知、手遅れになりがちな災害への対応を見なおすため、古くて新しい 寅彦の視点がいま甦る。
■目次
第一部 自然と災害 第一章 寺田寅彦の物理学と災害論 第二章 粉体力学と粉体流の災害 第三章 雲仙火砕流の災害 第四章 火災論と災害 第五章 関東大震災と地震学 第六章 地震に伴う発光現象 第七章 地震の前兆現象 第二部 人と災害 第八章 寺田と気象学 第九章 航空船の爆発事故 第一〇章 飛行艇の遭難事故 第一一章 生命現象の謎とき 第一二章 経営のアポカリプス