新刊書

【2005年9月刊行】  現在、品切れ

エリスとワイルドの思春期カウンセリング
―事例で読む論理療法―
Albert・Ellis&Jerry・Wilde 著  菅沼憲治・江原勝久 訳


四六判328頁 
ISBN4-489-00715-9 C0011


■著者紹介:
Albert・Ellis(アルバート・エリス)

コロンビア大学で臨床心理分野の修士と博士を取得。論理療法の創始者で現代の認知行動療法のパイオニア。多くのセラピストのスーパーヴァイザーでトレーニングもしている。寄稿は700以上、執筆した書籍は60冊以上ある。アルバートエリス研究所名誉所長。来日2回。
Jerry・Wilde(ジェリー・ワイルド)
ルーサー・カレッジで学士を、マーケット大学で博士を取得。現在インディアナ大学イーストの教育心理学助教授。10年以上子どもとのカウンセリングを行っている。子どもや教育問題を扱ったサイコセラピー関連の著作は12冊以上。怒りのコントロールを扱ったワークショップをしており、子どもや思春期の子どもと認知行動療法を行っている。

■訳者紹介:菅沼憲治(すがぬま けんじ)
1971年 日本大学文理学部心理学科卒業
1976年 日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程満期退学
1991-92年 カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校カウンセラー教育学部留学
千葉商科大学商経学部教授・専任カウンセラーを経て
現在 茨城大学大学院教育学研究科教授
   論理療法士 日本論理療法学会会長 カウンセリング心理学専攻
2005年、日本人初のアルバートエリス研究所公認スーパーヴァイザーに認定
主な著書に『セルフ・アサーション・トレーニング』(東京図書)、『女性の心理』(共著、三笠書房知的生き方文庫)、『アサーティブ行動入門』(科学情報企画)、『実践セルフ・アサーション・トレーニング』(共著、東京図書)、主な訳書に『自己主張トレーニング』(共訳、東京図書)、『実践論理療法入門』(岩崎学術出版)、『論理療法トレーニング』(監訳、東京図書)、などがある。

     江原勝久(えばら かつひさ)
1995年 茨城キリスト教大学文学部英語英米文学科卒業
1998年 デンバー大学卒業(心理学専攻)
2003年 茨城大学大学院教育学研究科学校臨床心理専攻修了
現在 情緒障害児短期治療施設 内原深敬寮セラピスト 論理療法士
日立メディカルセンター看護学院 心理学講師
論文 「"Let's Get Rational"を用いたグループ論理療法の実践」 (茨城大学教育学部紀要)
訳書に『論理療法トレーニング』(共訳、東京図書)がある。


■内容紹介
◎事例で構成された 子どものための論理療法
全編カウンセラーと子どもとのセッションで構成されている。ここで紹介している子どもは9歳から17歳。すぐキレる・親の離婚・虐待・交友関係など彼らが抱えるさまざまなトラブルに、8名の著名なカウンセラーが論理療法を用いて介入していく様子が、セッションを通してダイレクトに伝わってくる。編者であるアルバート・エリスも自らの貴重な3事例を提供。各セッションのまとめにエリスとワイルドのアドバイスが付いている。カウンセラーや心理学を学ぶ人はもちろん、子どもの問題行動で悩む親や教師にも参考になるはずだ。全10事例。

■目次

CASE1 学校で問題を起こすキレやすい17歳の少年の事例・・・・
CASE2 いじめの問題に悩む10歳の少年の事例・・・・
CASE3 欲求不満耐性が低く怒りっぽい15歳の少女の事例・・・・
CASE4 飼い犬のことでぐちを言い続ける10歳の少年の事例・・・・
CASE5 体重のことで悩む16歳の少女の事例・・・・
CASE6 怒りをコントロールできない10歳の少年の事例・・・・
CASE7 両親の離婚で悩む9歳の少女の事例・・・・
CASE8 家族の問題に悩む17歳の少年の事例・・・・
CASE9 完璧主義と向き合う8歳の少年の事例・・・・
CASE10 おねしょに悩む8歳の少女の事例・・・・


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