新刊書

【2008年4月刊行】

はじめての心理統計法

鵜沼秀行・長谷川桐 著

A5判 320頁 
ISBN978-4-489-02031-5 C3011


■著者紹介
鵜沼秀行
(UNUMA Hideyuki)
現在 川村学園女子大学文学部心理学科教授
1989年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(心理学専攻)
1997、2005〜2006年 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)客員研究員
専門 知覚・認知心理学
長谷川桐(HASEGAWA Hisa)
現在 青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程(心理学専攻)
2003年 川村学園女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了(心理学専攻)
2005〜2006年 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)客員研究員
専門 知覚・認知心理学

■内容紹介
◎中学レベルの数学で理解できる統計の基礎
はじめて心理統計法を学ぶ大学生のための本。統計ソフトを使う前に押さえておきたい基礎的事項を繰り返し丁寧に解説した。4つの尺度レベルから、 分布、分散分析までを、心理学の研究の実際にふれながら説明しているので、レポートや卒業論文の作成にもスムーズに対応できる。とかく敬遠されがちなΣ、μΦ などの数学記号は、あえて使用している。慣れてしまえばまちがいなく便利なものだから。実際の計算は公式に代入する程度なので、中学レベルの数学で十分理解できる。

■目次

はじめに
本書の利用法
本書で使う主な記号一覧

第1章 統計の勉強をはじめる前に
        心理統計はこころを理解するためのものさし
第2章 データの性質と度数分布
        データの性質と尺度レベル/度数分布
第3章 代表値と散布度
        分布の特徴をとらえる
第4章 相関係数と連関係数
        2つの変数の間の関係を分析する
第5章 標本と母集団
        得られたデータとその背景にある「全体」の関係
第6章 統計的仮説の検定と推定
        データからどのように母集団について結論を出すか
第7章  検定
        2つの平均値の間の有意差を検定する
第8章 分散分析
        複数の平均値をまとめて比較する
まとめ 統計処理の実際

統計数値表
引用・参考文献一覧
索引


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