A. 序章
第1講 人類にとっての微分積分学の意味
第2講 古代文明における数と計算
第3講 実数とは何か?
第4講 関数の極限と連続
B. 微分
第5講 導関数
第6講 簡単な極値問題
第7講 初等関数の定義と微分
第8講 関数のグラフ,最大・最小問題
第9講 平均値の定理からテーラー展開へ
第10講 逆三角関数とその微分
第11講 微分積分の発明――17世紀の天才たち
第12講 微分の切れ味
C. 積分
第13講 不定積分=逆微分
第14講 不定積分の計算技法
第15講 定積分/微分積分学の基本定理
第16講 多彩な定積分計算テクニック
第17講 広義積分/ベータ関数とガンマ関数
D. 2変数関数の微分
第18講 2変数関数と偏微分
第19講 偏微分の諸定理
第20講 2変数関数の極値とその判定
第21講 19世紀解析学の危機と厳密な解析学の誕生
その他、数学史を彩るエピソードやアイディアを紹介する11のコラムを収録。