【2010年12月刊行】
大学１・２年生のためのすぐわかるドイツ語 【読解編】
宍戸里佳 著
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A5判 224頁
ISBN978-4-489-02090-2 C3084
■著者紹介
宍戸里佳（ししど・りか）
桐朋学園大学にて音楽学を専攻したのち、ドイツのマインツ大学にて音楽学の博士課程を修了。2001年より、桐朋学園大学および桐朋学園芸術短期大学の非常勤講師（音楽史、楽式、楽書講読［ドイツ語］などを担当）。2002年より、昴教育研究所の講師（ドイツ語入門、基礎速習、初級読解、中級読解などを担当）。
著書に『大学１・２年生のためのすぐわかるドイツ語』（東京図書）、訳書に、『楽器の絵本』シリーズ（カワイ出版）がある。
ドイツ滞在は、幼少期の5年半（1970年代）、思春期の４年間（1980年代）、留学中の6年半（1990年代）の、計16年。現地の幼稚園および小学校（１年次のみ）に通ったが、その後は大学卒業まで日本語で教育を受け、ドイツ語は大学で学び直した。
昴教育研究所
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■内容紹介
◎ストーリー仕立てで単位を取ろう
好評の『大学１・２年生のためのすぐわかるドイツ語』の続刊。今まで習ってきた、あるいは習いつつある初級文法を、どのように活用したら文章を読めるようになるのか、そのためのヒントが満載。各単元の例文は一冊を通して物語になっているので、ストーリーを追いながら、まず文法を読解のカギとして総復習し、徐々にやや難しい構文のつかみかたをさぐっていく。最終的には、辞書だけで、自力でドイツ語の文章を読めるようになるのが目標。
さあ、さっそくチャレンジしてみよう！
■目次
第1部 TeilⅠ まず動詞が肝心！―動詞の世界
Lektion１．動詞はどこ？―文の種類を見分けよう
Lektion２．「いつ」の話をしているの？―現在形と過去形を見分けよう
Lektion３．完了形はどんな「過去」？―２つの完了形を見分けよう
Lektion４．前置詞が文末に余ったら―分離動詞を疑ってみよう
Lektion５．これって現在形？―「くせもの」非分離動詞
Lektion６．「sich」を無視しないで！―再帰動詞
Lektion７．「werden」を見たら―３つの用法
Lektion８．分詞は「される」とは限らない―現在分詞と過去分詞
Lektion９．「zu不定詞」をごまかさないで！―３つの訳しかた
Lektion１０．「接続法だ！」って気付いてね―２つの形と４つの用法
第2部 TeilⅡ 格変化が最重要！―名詞・代名詞と冠詞の世界
Lektion１．主語はどれ？―１格をさがそう
Lektion２．いくつ？ 何人？―名詞の複数形
Lektion３．いつも冠詞に気を付けよう―格変化の総復習
Lektion４．前置詞のあとは何格？―特に「in」は要注意！
Lektion５．形容詞？ 副詞？―英語にはない、意外な関係
Lektion６．「彼・彼女」ってだあれ？―人称代名詞が指すもの
Lektion７．「それ」ってなあに？―指示代名詞が指すもの
Lektion８．「es」はどの用法？―指すとき、指さないとき
Lektion９．先行詞はどれ？―関係代名詞が指すもの
Lektion１０．分詞が形容詞になるとき―冠飾句は怖くない！
第3部 TeilⅢ 構文をつかむために
Lektion１．動詞探知機をフル回転！―文の構造を立体的につかもう
Lektion２．コンマの意味―知っていると迷わない！
Lektion３．「und」がつなぐ相手は？―同等のものをさがそう！
Lektion４．動詞で始まる文―wennの省略に要注意！
Lektion５．いくつもの用法を持つ語―構文の「定型」を覚えよう！
Lektion６．構文を間違えやすい語―副詞？ 前置詞？ 接続詞？
終わりに 辞書を活用しよう！
付録１ ストーリー再録
付録２ 辞書が教えてくれること
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