『博士がくれた贈り物』
小川洋子・岡部恒治・菅原邦雄・宇野勝博 著
著者紹介
まえがき 岡部恒治
数学を明るく書いてくれてありがとう
数学ノート01「永遠の数を求めて思索の森に」
小説の終わりと数学の終わり
数学語は理解できない
数学ノート02「数学は自由だ!」
数学ノート03「数学の真理に賞味期限はありません」
数学の力は偉大だ
理系と文系はあんがい似た者同士
数学ノート04「幾何学のルール」
数学ノート05「三角関数と対数」
小説のひらめきと数学のひらめき
数学ノート06「小平語録」
数学ノート07「トイレットペーパーと円」
数と言葉はやはりちがうもの
数学ノート08「オイラーの公式 eπi=-1」
数学ノート09「愛すべき虚数」
ストーリーを追いかける作家、証明を追いかける数学者
数学ノート10「フィールズの遺言」
数学ノート11「“不可能”ということ」
数学ノート12「フェルマー vs. ワイルズ」
“感動の表現”はこうして生まれた
数学ノート13「場合の数を数える鍵」
数学ノート14「江戸時代の数学文化」
数学ノート15「錐の体積の公式から」
80の必然性と28の偶然性
数学ノート16「素数は自然数の原子」
数学ノート17「ピタゴラスの友人 友愛数」
数学ノート18「完全数とメルセンヌ数」
女性数学者がんばる
数学ノート19「女性数学者 エミー・ネター君」
小説のモデルは
数学ノート20「ノーベル賞をもらった数学者 ジョン・ナッシュ」
数学ノート21「放浪の数学者 エルデシュ」
数学ノート22「証明を知らぬ数学者 ラマヌジャン」
ネクタイを締めない数学者
あとがき 小川洋子