『すぐ読める 生存時間解析
――カプラン･マイヤー法／ロジスティック回帰分析／コックスの比例ハザードモデルが、よくわかる！』
高橋　信　著

目　次

まえがき

第1章　すぐ読める基礎知識
　1.　データの分類
　　1.1　数量データとカテゴリーデータ
　　1.2　データの変換
　2.　条件付き確率
　3.　カイ二乗分布
　4.　統計的仮説検定
　　4.1　統計的仮説検定の概要
　　4.2　統計的仮説検定の種類
　　4.3　統計的仮説検定の手順
　5.　交絡
　　5.1　交絡と交絡因子
　　5.2　調整された解析
　6.　イベントと打ち切り
　　6.1　イベント
　　6.2　打ち切り
　7.　観察期間と追跡期間と観察対象患者
　8.　医療における研究方法
　　8.1　コホート研究
　　8.2　クロスセクショナル研究
　　8.3　ケースコントロール研究
　9.　生存関数とハザード関数と累積ハザード関数
　　9.1　生存関数
　　9.2　ハザード関数
　　9.3　累積ハザード関数
　　9.4　生存関数とハザード関数と累積ハザード関数の例
　10.　データ分析の取り組み方

第2章　すぐ読めるカプラン・マイヤー法
　1.　カプラン・マイヤー法の概要
　2.　具体例
　3.　母生存関数の推定
　　3.1　母生存関数の推定の概要
　　3.2　母生存関数の信頼区間の計算方法
　4.　ログランク検定
　　4.1　ログランク検定の概要
　　4.2　具体例
　　4.3　ログランク検定の検定統計量の値の計算方法

第3章　すぐ読めるロジスティック回帰分析
　1.　ロジスティック回帰分析の概要
　2.　最尤法
　3.　ロジスティック回帰分析の流れ
　4.　具体例
　5.　「ロジスティック回帰分析の流れ」の注意
　6.　説明変数の取捨選択
　7.　オッズ比
　　7.1　オッズとロジット
　　7.2　リスク比とオッズ比
　　7.3　なぜオッズ比が利用されるのか
　　7.4　調整されていないオッズ比と調整されたオッズ比
　　7.5　母オッズ比の検定
　　7.6　母オッズ比の推定
　8.　研究方法の種類と目的変数の意味
　　8.1　開いたコホート研究
　　8.2　閉じたコホート研究
　　8.3　クロスセクショナル研究
　　8.4　ケースコントロール研究

第4章　すぐ読めるコックスの比例ハザードモデル
　1.　コックスの比例ハザードモデルの概要
　2.　コックスの比例ハザードモデルの流れ
　3.　具体例
　4.　説明変数の取捨選択
　5.　ハザード比
　　5.1　ハザード比
　　5.2　調整されていないハザード比と調整されたハザード比
　　5.3　母ハザード比の検定
　　5.4　母ハザード比の推定
　6.　タイや打ち切りデータの有無と部分尤度関数
　　6.1　「タイがない　かつ　打ち切りデータがない」場合
　　6.2　「タイがない　かつ　打ち切りデータがある」場合
　　6.3　「タイがある　かつ　打ち切りデータがない」場合
　　6.4　「タイがある　かつ　打ち切りデータがある」場合
　7.　回帰係数の標準誤差の値の計算方法
　8.　生存関数
　　8.1　基準ハザード関数に対応する生存関数
　　8.2　各患者の生存関数
　9.　真のハザード関数の確認
　　9.1　log-logプロット
　　9.2　確認方法の手順
　10.　検定と推定の名称

付 録　Excelでやってみる生存時間解析
　1.　自然対数の底
　2.　自然対数関数
　3.　逆行列
　4.　行列の積
　5.　カイ二乗分布の確率
　6.　生存関数のグラフ
　7.　ロジスティック回帰式の回帰係数

参考文献
索引