『入門ベイズ統計』
松原望 著
まえがき
本書を有効利用するための情報
第1 章 ベイズの定理
§ 1.1 トーマス・ベイズとベイジアン
§ 1.2 ベイズの定理とその証明
§ 1.3 原因の確率
§ 1.4 主観確率の役割
§ 1.5 確率の更新
§ 1.6 多数の原因
§ 1.7 事後分布
§ 1.8 事前分布
第2 章 ベイズ決定の基礎
§ 2.1 ベイズ決定
§ 2.2 多次元のベイズ決定
第3 章 社会的リスクと決定
§ 3.1 リスク認知とベイズの定理
§ 3.2 安全性のモデル
§ 3.3 確信の形成のようす
§ 3.4 決定の正しさと到達時間
第4 章 ベイズ判別問題とパターン認識
§ 4.1 メッセージと符号
§ 4.2 ベイズ決定
§ 4.3 正規分布をもつノイズ
§ 4.4 ミニマックス決定
§ 4.5 パターン認識と分類
§ 4.6 ベイズ決定による判別(分類)
§ 4.7 判別分析
第5 章 情報検索とベイズ決定
§ 5.1 分類子と関連性
§ 5.2 文献からのサンプリング
§ 5.3 ベイズ検索
§ 5.4 ロジット分析
第6 章 線型回帰モデルのベイズ推定
§ 6.1 正規線型モデル
§ 6.2 回帰分析
§ 6.3 ベイズ回帰モデル
§ 6.4 階層モデル
第7 章 ベイズ更新とカルマン・フィルター
§ 7.1 リアル・タイム推定
§ 7.2 カルマン・フィルターのモデル
§ 7.3 カルマン・フィルターの漸化式
§ 7.4 シミュレーション例
第8 章 医学とベイズ決定
§ 8.1 医学的意思決定
§ 8.2 検査による診断
§ 8.3 ベイズの定理による取り扱い
§ 8.4 確率的情報処理における更新
§ 8.5 疾病名のベイズ診断:ケーススタディー
第9 章 医薬とベイズ統計学
§ 9.1 比較の確率
§ 9.2 確率θのベイズ推定
§ 9.3 予測分布の効用
第10 章 信頼性とベイズ統計学
§ 10.1 信頼性と確率論
§ 10.2 信頼性のベイズ統計学的取り扱い
§ 10.3 経験的ベイズ決定
第11 章 イメージ・プロセシングとベイズ推定
§ 11.1 イメージ・プロセシング
§ 11.2 点拡がり関数の考え方
§ 11.3 ジーマン−ジーマンによる画像処理モデル
第12 章 ベイジアン・ネットワーク入門
§ 12.1 確率のエンコーディングと確信計算
§ 12.2 有向グラフとマルコフ性
§ 12.3 有向分離とエンコーディング
参考文献
索引