『Amosで学ぶ調査系データ解析』
大石展緒・都竹浩生 著
はじめに
第0章 共分散構造分析をはじめる前に
Section 1●共分散構造分析とAmos
Section 2●各章の概略
第1章 Amos入門
共分散構造分析を体験する
共分散構造分析の概要
Section 1●Amosの概要
1-1 Amosとは
1-2 Amosの起動とメインウインドウの概要
Section 2●ガンに影響する食べ物は?
2-1 分析の概要 2-2 分析データ
Section 3●パス図の描写
3-1 パス図の用意 3-2 データの読みこみ
3-3 インターフェイスの設定 3-4 パス図の描写
Section 4●分析の実行と結果の出力
4-1 分析の実行 4-2 結果の出力
Section 5●結果のまとめ
演習問題 1・2
第2章 複数モデルの比較
要因全体の構造を捉える
複数モデルの比較の概要
Section 1●流行への態度を形成する心理は?
1-1 分析の概要 1-2 調査票 1-3 分析対象項目
1-4 分析データ
Section 2●パス図の描写
2-1 パス図の用意 2-2 モデルタイプの想定
2-3 パスに名前をつける 2-4 モデル管理の考え方
Section 3●モデルを管理
3-1 モデルを管理ダイアログボックス
3-2 モデルの条件式の設定
Section 4●分析の実行と結果の出力
4-1 分析のプロパティの設定 4-2 分析の実行
4-3 パス図の出力 4-4 適合度の出力
4-5 一覧表の作成 4-6 出力パス図の作成
Section 5●結果のまとめ
Section 6●探索的モデル特定化
6-1 探索するパスの指定 6-2 探索的モデル特定化の実行
6-3 モデルの特定 6-4 パス係数の出力
6-5 結果の保存
複数モデルの比較の特徴
第3章 平均構造モデル
潜在変数の大きさを測定する
平均構造モデルの概要
Section 1●男性と女性の意識の違いは?
1-1 分析の概要 1-2 調査票 1-3 分析データ
Section 2●分析の事前準備
2-1 データの読みこみとパス図の描写 2-2 グループ別の分析
Section 3●複数グループの設定
3-1 グループ管理 3-2 男性グループの設定
3-3 女性グループの設定
Section 4●制約条件の設定
4-1 平均構造モデルの制約条件 4-2 複数グループの分析機能
4-3 平均値と切片の表示 4-4 必須制約1の設定
4-5 必須制約2の設定 4-6 設定内容の確認
Section 5●分析の実行と結果の出力
5-1 分析のプロパティの設定 5-2 分析の実行
5-3 パス図の出力 5-4 パス図の印刷 5-5 テキスト出力
Section 6●結果のまとめ
平均構造モデルの特長
演習問題
第4章 ベイズ法代入
欠損値を推定する
ベイズ法代入の概要
Section 1●欠損値の推定結果は正しいか?
1-1 分析の概要 1-2 テストデータの作成 1-3 分析データ
Section 2●分析の事前準備
2-1 データの読みこみとパス図の描写 2-2 モデルの確認
2-3 乱数シードの設定
Section 3●データ代入と集約
3-1 パス図1によるデータ代入 3-2 データの集約
3-3 パス図2によるデータ代入と集約
3-4 パス図3によるデータ代入と集約
Section 4●代入データの検証
4-1 平均値による検証 4-2 度数による検証
4-3 平均構造モデルによる検証
Section 5●順序−カテゴリカルデータによる代入
5-1 データの読みこみとパス図の描写 5-2 データの再コード化
5-3 データ代入と集約 5-4 代入データの検証
ベイズ法代入の応用シーン
第5章 因子分析から共分散構造分析へ
既存の調査データを活用する
アプローチの概要
Section 1●コンビニ弁当の購入理由は?
1-1 分析の概要 1-2 調査票 1-3 分析データ
1-4 分析の手順
Section 2●潜在因子の探索と定義―因子分析
2-1 購入理由因子の探索―探索的因子分析
2-2 潜在因子と観測変数の定義―確認的因子分析
Section 3●仮説立案と関係性の計測―共分散構造分析
3-1 仮説立案 3-2 購入理由と利用頻度の関係性の計測
Section 4●潜在変数の平均差の計測―平均構造モデル
4-1 グループの定義 4-2 潜在変数の平均差の計測
Section 5●得られた知見の要約
第6章 ここが知りたい! 共分散構造分析
つまずきから学習を深める
ここが知りたい!
Section 1●モデルの構築と推定
1-1 モデル構築のポイント 1-2 因果関係が成立する4つの基本条件
1-3 パス図と方程式の対応 1-4 共分散構造分析の推定
1-5 共分散と相関係数 1-6 パス係数の解釈
1-7 総合効果と間接効果
Section 2●モデルとデータの適合
2-1 適合度指標 2-2 パス係数の検定 2-3 修正指数
2-4 決定係数と影響
Section 3●識別性の確保と不適解への対処
3-1 識別性の確保 3-2 不適解(ヘイウッドケース)とは
3-3 不適解の原因 3-4 不適解への7つの対処法
3-5 ベイズ推定による不適解への対処
Section 4●平均構造モデルの補足
4-1 平均構造モデルの制約条件 4-2 平均構造モデルの計測式
4-3 平均構造モデルの制約事例
4-4 Amosによる因子得点―潜在変数のサンプルスコア
Section 5●Amosの補足
5-1 Amosで使用できるデータの尺度 5-2 必要な標本数
5-3 入力データファイルの形式 5-4 出力されるファイルの種類
5-5 パス図の係数の表示桁や方向を変更する方法
5-6 パス図にタイトルや適合度を表示する方法
5-7 右クリックで表示されるメニュー
第7章 実践的アプローチの事例
ブランド力を測定する
Section 1●経営やマーケティングにおける共分散構造分析
1-1 モデル・アプローチの重要性
1-2 共分散構造分析のアプローチ上のフロー 1-3 アナリストの心得
Section 2●ビール・発泡酒を例とした時代性モデル
2-1 基本仮説 2-2 分析の概要
2-3 商品のブランド力と市場シェアのマッチング
2-4 メーカーのブランド力と市場シェアのマッチング
2-5 ブランド支持者の心理バランス 2-6 その後の知見ととりくみ
Section 3●携帯電話を例とした感情・理性モデル
3-1 基本仮説 3-2 分析の概要
3-3 携帯電話会社2社の計測結果 3-4 得られた知見の要約
3-5 その後の知見ととりくみ
Section 4●清涼飲料を例とした表層・深層モデル
4-1 基本仮説 4-2 分析の概要
4-3 各種清涼飲料主要メーカーのブランド力と市場シェアのマッチング
4-4 表層要因と深層要因から見たブランド力の測定
4-5 その後の知見ととりくみ
Section 5●その他のアプローチ
演習問題の解答
参考・引用文献
事項索引
Amos操作設定項目索引
SPSS操作設定項目索引