新刊書

【2006年2月刊行】

研究計画書デザイン 大学院入試から修士論文完成まで
細川英雄 著

A5判 208頁 
ISBN978-4-489-00724-8 C0030


■著者紹介:細川英雄(ほそかわひでお)
1949年東京生。現在、早稲田大学大学院日本語教育研究科教授、同研究科長。NPO法人言語文化教育研究所代表。
著書に『日本語教師のための実践「日本事情」入門』(大修館書店)、『考えるための日本語−問題を発見・解決する総合活動型日本語教育のすすめ』(共著、明石書店)、『論文作成デザイン―テーマの発見から研究の構築へ』(東京図書)など多数。
【著者関連URL】
(1)早稲田大学日本語教育研究科言語文化教育研究室(細川研)  http://www.f.waseda.jp/hosokawa/
(2)NPO法人言語文化教育研究所(著者主催)  http://www.gbki.org/
(3)著者のBlog細川英雄 アクティブ・ウィークから
 ★「テーマと自分との関係」をどうするか―研究計画書の書き方 (2006/02/14 21:07)
 ★ 『研究計画書デザイン』 人生設計の思考と表現へ (2006/02/03 09:34)
 ★ 『研究計画書デザイン』(仮題) (2005/12/01 22:21)


■内容紹介
◎研究計画を設計(デザイン)するための、思考と表現の方法論
オリジナルな研究計画書を書き上げるためにもっとも必要なこと。それは、あなた自身の考えの中身と、その確かさです。そのためには何をどのように考え、表現すればいいのか……。本書では、自分自身の考えを深化させ、「研究」の俎上に載せるプロセスをクローズアップ。「テーマを自分の問題として捉える」というキーワードのもとに、テーマの設定から研究論文への展開まで、思考と表現による新しいアプローチを提案します。

★Blogで紹介されました!
「KogoLab Research & Review」
「ロテ職人の臨床心理学的Blog」
「そのおとこ、和田につき」
どうもありがとうございます。
★この本のポスターを作りました。書店様の販売促進用、あるいは身近な方への紹介チラシとして
 ご利用ください。  ⇒ こちら(pdfファイル、00724DM.pdf)

■目次
第1章 大学院で学ぶことの意味
   1 今、なぜ大学院か
   2 充実した生活と仕事のために
   3 どのようにして大学院を選ぶか
第2章 研究計画を立てる−その設計と方法
   はじめに
   1 志望動機から研究計画へ
   2 研究計画の設計とその枠組み
   3 研究計画の具体化と受験対策
   おわりに−再び大学院とは何か
第3章 研究論文を書く−その考え方と方法
   1 研究論文を書くために−仮説の位置づけから他者提示へ
   2 「書く」ことの意味−普遍的な知の構築をめざして
 <付録> 論文の書き方の図
第4章 研究計画書の出来上がるまで
   1 問題関心から問題意識の具体化へ
   2 研究実践の立場をつくる−日本語教師百合さんの場合
   3 大和百合さんの入学前研究計画書
第5章 日本語教師をめざす人のために
   1 日々の実践を生かす研究を求めて
   2 学習者と向き合う視点
   3 自分の居場所の発見としての「研究」

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