【2008年4月刊行】
論文作成デザイン テーマの発見から研究の構築へ
細川英雄 著
■内容紹介
◎論文・レポートのための新しいアプローチ
論文・レポートで求められるのは、自分にしか書けないこと、つまりオリジナリティである。
それは論文・レポートが、自分の考えを述べ、それによって他者との対話をめざすものだからだ。
こうした立場に立って、本書では、テーマの設定・具体例の提示・主張の展開といった執筆プロセスを
クローズアップ。それぞれの段階で何をどのように考え、書けばいいのかを、「思考」と
「表現」による方法論として提案する。オリジナルな論文・レポート活動を実現するための1冊。
■目次
この本を手にとったあなたに
第T章 デザインの枠組み
1 論文は対話活動である
2 「私」はどこにいるのか―それぞれの専門、それぞれの分野
3 何をめざして書けばいいのか
第U章 テーマを発見する
1 テーマはどのようにして決めるのか
2 情報から自由になるために
3 問題関心から問題意識へ
第V章 具体例を示す
1 テーマから具体例へ
2 証拠を出す習慣
3 具体例の実際
第W章 主張を展開する
1 主張の宛て先、対話の相手
2 結論とは何か―論文執筆のプロセスと構成
3 論理と責任
第X章 相手とのルールづくり―推敲と執筆の手引き
1 推敲という作業
2 執筆要領とそのルール
3 仕事・生活と研究を結ぶために
自分のことばを取り戻す―あとがきにかえて
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