新刊書

【2006年7月刊行】

統計的データ解析入門 単回帰分析

岩崎 学 著

A5判 144頁 
ISBN978-4-489-00735-4 C0041

■著者紹介:岩崎 学(いわさきまなぶ)

1952年静岡県に生まれる。
1977年東京理科大学大学院理学研究科修士課程数学専攻修了。
現在、成蹊大学理工学部情報科学科教授、理学博士


■内容紹介

◎統計学の数学的基礎をわかりやすく解説
単回帰分析の基礎と計算結果の読みとり方を,見開き2ページで解説する。単回帰分析の計算ツールはあらゆる統計ソフトに搭載されている。したがって計算結果を得るだけなら誰にでもできるが, それを正確に「読み取る」ことは容易でない。また,きわめて重要なトピックではあるがあまり語られることのない「平均への回帰」に1つの章をあて,データの欠測への対処法も示している。説明変数が複数ある重回帰分析につながるように,回帰分析の理論もきちんと解説している。

■本書の主な内容

回帰分析の基礎事項
  相関と回帰/直線の当てはめと実際/回帰の起源/単回帰分析のモデルとバリエーション/
  確率分布の基礎/1変量,2変量の正規分布/条件付き分布/トランケートされた分布
回帰分析の実践
  散布図と回帰直線/EXCELの分析ツール/統計量の定義式/単回帰モデルに関する分散分析/
  SPSSとJMPの出力/重相関係数と決定係数/回帰係数の推定と検定/回帰式による予測/
  残差の吟味/変数変換
平均への回帰
  平均への回帰の源泉と数値例/スクリーニングの影響/処置効果の統計的推測/
  スクリーニング下での推定/2群の比較と数値例
種々の話題
  原点を通る回帰式/複数回測定/一元配置分散分析/分散分析と回帰分析/
  ダミー変数と2標本t検定と例/回帰直線の比較と例/共分散分析と実際/
  処置前後データ/欠測データの解析/無視できない欠測と計算例
回帰分析の理論
  ベクトルと行列表示/推定値の導出/推定量の統計的性質/推定量のベクトルと行列による表現/
  ガウス-マルコフの定理/一般化最小2乗法と通常の最小2乗法/測定誤差モデル


詳しい目次はこちら| 購入案内はこちら数学(大学教養、専門、統計学全般、金融数学)リスト へ戻る|新刊書籍リストへ戻る


東京図書株式会社
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-11-19 TEL 03-3288-9461
TOP
(c) 2001 TokyoTosho Co.,Ltd. All Right Reserved.