【2008年7月刊行】
セルフ・アサーション・トレーニング エクササイズ集
菅沼憲治 著
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A5判 192頁
ISBN978-4-489-02039-1 C0011
■著者紹介:
菅沼憲治(すがぬま けんじ)
11971年 日本大学文理学部心理学科卒業
1976年 日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程満期退学
1991-92年 カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校カウンセラー教育学部留学
千葉商科大学商経学部教授・専任カウンセラー、茨城大学大学院教育学研究科教授を経て、
現在 聖徳大学人文学部心理学科教授
論理療法士 日本論理療法学会会長(http://www.j-rebt.org/) カウンセリング心理学専攻
2005年、日本人初のアルバートエリス研究所公認スーパーヴァイザーに認定
主な著書に『セルフ・アサーション・トレーニング』(東京図書)、『女性の心理』(共著、三笠書房知的生き方文庫)、『アサーティブ行動入門』(科学情報企画)、『実践セルフ・アサーション・トレーニング』(共著、東京図書)、主な訳書に『自己主張トレーニング』(共訳、東京図書)、『実践論理療法入門』(岩崎学術出版)、『論理療法トレーニング』(監訳、東京図書)、『エリスとワイルドの思春期カウンセリング』(共訳、東京図書)、『感情マネジメント』(監訳、東京図書)、『親子感情マネジメント』(監訳、東京図書)などがある。
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■内容紹介
◎オリジナルエクササイズでアサーティブに成れる!
「世の中は不公平だ」「私を怒らせるな」「私は無能だ」……あなたは無意識のうちに理想通りの人生やふるまいを自分自身や他人に要求していないだろうか。究極のアサーティブな生き方とは、不完全である人生や他人そして自分自身をまるごと受容する勇気を学ぶことである。そのためには自分が「アサーティブ行動」に成れない原因を探り、さまざまなエクササイズを通して感情をどのようにコントロールするのか、思考の歪みや思考の癖をどう正していくのかを学んでいく必要がある。本書は「アサーティブに成りたい人」のために、初のアサーションエクササイズ集として「オリジナル四コママンガ」やユニークな「オリジナルエクササイズ」を中心に構成した。さらにエクササイズの総仕上げとして5人のロールプレイング事例を通し、人がどのようにアサーティブ行動へ変容していくか、その過程が疑似体験できるようになっている。数あるアサーションの解説書とは異なり、読んで実践してライブのアサーティブ行動への変容が体験できるのは本書だけだ。初心者からファシリテーターまで気軽に使えるアサーションを学びたい人必携の演習書である。
■目次
はじめに アサーティブ行動に成るために
序論 SCATによるアサーティブ行動チェックリスト
第1部 エクササイズ編
エクササイズを始める前に
Tエクササイズ――対自的コミュニケーションを鍛える
Uエクササイズ――対他的コミュニケーションを鍛える
Vエクササイズ――対集団的コミュニケーションを鍛える
Wエクササイズ――対家族内コミュニケーションを鍛える
エクササイズを終えた後で――今後の自己成長の確認のために
第2部 ロールプレイングと事例編
ロールプレイング事例(1)――夫婦関係をアサーティブに変える
ロールプレイング事例(2)――介護と死をアサーティブに見つめる
ロールプレイング事例(3)――うつ感情をアサーティブに変える
ロールプレイング事例(4)――上司とのやり取りで生じた感情をアサーティブに変える
ロールプレイング事例(5)――評価を必要以上に気にせずアサーティブに伝える
自分流儀の人生を過ごす――第2部まとめ
付録 アサーション権宣言――アサーティブ行動の哲学――
参考文献
あとがき
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