新刊書

【2010年4月刊行】

よくわかる電磁気学
前野昌弘 著

A5判 336頁
ISBN978-4-489-02071-1 C3042


■著者紹介::前野 [いろもの物理学者] 昌弘 (まえのまさひろ)
1985年 神戸大学理学部物理学科卒業
1990年 大阪大学大学院理学研究科博士後期課程修了
1995年より 琉球大学理学部教員
現在,琉球大学理学部物質地球科学科准教授

著書に『よくわかる量子力学』(東京図書),
『今度こそ納得する物理・数学再入門』(技術評論社)がある。

ネット上のハンドル名は「いろもの物理学者」
ホームページは http://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/~maeno/
twitterは http://twitter.com/irobutsu
■内容紹介
◎数式の背景にある物理的な意味がナットクできるテキスト
この本を書く時、何よりも「読者が何をやっているのかわからないままに話がどんどん進んでしまうという状況に陥らないようにする」ということを目標とした。どんなに難しそうに見える計算式にも、背景に物理的内容がある。それを知り、「なぜこんな数式を使う必要があるのだろうか?」という点に納得しながら読み進めていけば、電磁気学の体系が頭の中に整理されてくるはずである。

小飼弾さんブログ「404 Blog Not Found」にて、紹介していただきました。
Let's get physical! - 書評 - よくわかる電磁気学

これはすごい。なんという電磁気学版「オイラーの贈物」。どちらか片方だけでもすごい読後感を味わえるけど、両者を読み比べると数学と物理の違いが体感できて面白い。

そう。体感。物理的(physical)とは極めて肉感的(physical)なものなのである。

著者によるサポートページ (章末演習問題のヒントと解答のダウンロード、JavaやFLASHによる
シミュレーションのページなど) は  こちら から

■目次(より詳細な目次

はじめに
第0 章 電磁気学の歴史とその意義
第1 章 真空中の静電気力と電場
第2 章 ガウスの法則と電場の発散
第3 章 静電気力の位置エネルギーと電位
第4 章 導体と誘電体
第5 章 電流と回路
第6 章 静電場から静磁場へ
第7 章 静磁場の法則−その1 アンペールの法則
第8 章 静磁場の法則−その2 ビオ・サバールの法則
第9 章 静磁場の法則−その3 電流・動く電荷に働く力とポテンシャル
第10 章 磁性体中の磁場
第11 章 動的な電磁場電磁誘導
第12 章 変位電流とマックスウェル方程式
おわりに
付録A ベクトル解析の公式
付録B 練習問題のヒント
付録C 練習問題の解答
索 引

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