◎データを生かすと大切なことが見えてくる 本書を書くきっかけは、もっとデータのことを考えて欲しいという願いからです。より適切な解析手法を探ることは大切です。しかし、グラフを描く習慣を身につけたら、“データは数値そのものではなく、点と線で表現すると生きる。重要なことを訴える”と気付いたのです。データをとる前の計画、とり方、とった後の評価ということの大切さを知り、基本的な内容ですが、本書で紹介することにしました。後半では統計解析を行う上で最もややこしい、分散分析の手法を解説。線形混合モデルにも触れています。
■目次
第1章 データとその性質 第2章 対象を選ぶ・割り付ける 第3章 データをとる前の準備 第4章 実験計画法を考えてみよう 第5章 データをとる・とったら 第6章 統計的検定手法の選択 第7章 1元配置分散分析 第8章 2元配置以上の分散分析 第9章 1要因の反復測定分散分析 第10章 2要因以上の反復測定分散分析 第11章 分割プロットデザインによる分散分析 第12章 共分散分析 第13章 線形混合モデル